2009年04月09日
陰の季節
横山秀夫 作品
警察小説を書かせたら天下一品(だと、思う)横山氏の短編集です。この人の作品って、警察小説の中でも第一線に立ってる人を主人公に据えるのではなくて、ちょっと奥に入って裏方をしてる人を取り上げてるのですが、そういうところも海外小説ばかり読んでて「○○捜査官」だの「○○保安官」だのという花形を主人公にしてきた私にはとっても新鮮。
人事担当の二渡(ふたわたり)を主人公に据えて展開するこちらの短編は、第5回 松本清張賞受賞作を含む、「D県警シリーズ」の第一弾。
収録作品は「陰の季節」「地の声」「黒い線」「鞄」の4編。
ちなみに、「横山秀夫って誰だっけ?」という方、最近ではこの方の作品で映画化されたのが「クライマーズ ハイ」です。それより少し前ならば「半落ち」かな。著者の写真を見た事もありますが、そう、すこ~し生え際が後退した感のある写真・・いいの、それでも、こんだけ作品が面白ければ。
Posted by 魚月なつき at 07:46│Comments(0)
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